京つう

日記/くらし/一般  |左京区

新規登録ログインヘルプ



学生時代の後輩が、祇園生まれだったお陰で20才で出入りするようになった私は、知らなかったいろいろな祇園の素顔に接する事が出来た。彼女の祖母が、お茶屋さんを経営。お母さんは割烹屋さんを経営。とはいえ隣接していた。自宅は白川の方にあったが、祇園祭りの時には、彼女の浴衣を女子部員は皆借りて、全員浴衣姿で出かけた。といっても、どうも彼女は夏着物風。着こなし仕草すべてがなれているからか美しい。驚いたのは彼女の家に皆で戻ってから。皆お腹すいたはりまっしゃろ、座って待ってて、(さすがにおくれやす、まではつけなかったが、京都弁のイントネーション。そして、タスキがけで、袖をまくると台所で料理の準備を始めた。「すご~い」男女を問わず、そのテキパキした動きに一同ただただ感嘆の声。15人位いたので、「何か手伝いないか~」と鼻の下伸ばして台所に入ろうとすると、「男はんは、台所にはいらんといて、てつどうてくれはるんやったら、○○さんと○○さんてつどうて!」と、強く、台所に入るのん拒否された。指名された2人の女子部員も、「切ったりするのも手際よすぎて手伝う事あらへん」と、運びやにてっしていた。この時の手料理のおいしかった事。祇園祭りが来ると今も思い出す。


同じカテゴリー(京都の花街)の記事
 猫が化けてでます 謎の看板 (2012-07-11 20:57)
 先斗町の「久乃」さん襟替え (2008-02-12 23:11)
 先斗町の賑わい (2007-06-28 22:20)
 先斗町のブログ仲間森田智子さんガンバレ (2007-06-03 02:28)
 鴨川床開き (2007-04-30 23:30)
 先斗町の「鴨川をどり」開幕。 (2007-04-30 23:24)

Posted by こやまあきゆき  at 00:34   │  comments:(0)  │   京都の花街



上の画像に書かれている文字を入力して下さい
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。