京つう

日記/くらし/一般  |左京区

新規登録ログインヘルプ



上記の広告は、60日以上更新がないブログに表示されています。
新たに記事を投稿することで、広告を消すことができます。

Posted by 京つう運営事務局  at    │  


ウオッカバー「ナカニシ」は言うまでもなく、ロシアレストラン「キエフ」で長年表の顔だったナカニシさんのお店。まだ6年位なので、ここでは、新参者かもしれないが祇園では、けっこう顔。その大先輩のお店以外にもこの筋には、たくさんの友人や先輩のお店がある。もともとのお茶屋さんとかも。ここ数年新しいお店もいっぱいできて、お茶屋さんの町並みに変化が出てきているのが心配。三条・四条どちらから行っても時代を超越した素敵な空間なので、大切に雰囲気をのこしてほしい。この辺の床からは、ほとんど向かいのキエフが見える。当然夏にこちらも屋上から見渡すと二条から五条の床が見渡せるから。京都の夏の風物詩。花街と床と2つの魅力を持ったこの世界は、やはり素敵だ。


Posted by こやまあきゆき  at 03:19   │  comments:(0)  │   京都の花街


先斗町を四条から入る。四条の入り口には、ポントはポルトガル語で先端とか書いてある。左のいろはの上で昔宴会したのもいつの事だったか?鰻の匂い昔豆乳ソフト売ってたような記憶。どんどん行くと「ぐ」の文字。大塚さんの店。昔木屋町の方にあった時一人で食べていたら女性の団体が来ておごってくれた。なぜか先斗町界隈の人も含めて、「ぐ」さんとこでは、いろんな女性と出会う。突然化粧品サンプルもらったり。裏方さんと出会えるのも魅力。素顔のお姉さんとおしゃべりできる事も。でも皆ちょっとお疲れのよう。きっと大塚さんの持つ雰囲気が、安らぎの空間になっているのだろう。


Posted by こやまあきゆき  at 03:10   │  comments:(0)  │   京都の花街


よくお会いする先斗町の方で、登紀子さんのファンの方がおられる。お会いすると突然話に参加してこられて登紀子さんとの想い出話しをされるのだが、先斗町の歌舞練場も登紀子さんの想い出の場所でもある。ただ困るのは、そんな時近くにおられるお連れさんが、必ずやきもち焼かれることだ。おかげで、飲んでいたお店を退散した事も1度ではない。先斗町にも歴史があるが、そこで生きる人々にも歴史がある。様々な思いが交錯する。私の陶芸の教え子の一人もこの街の生まれだ。今もお店をやっておられる。お母さんの為に下駄箱の上に飾る花器を作りたいといって作った花器が黒いハイヒールだった。下駄箱にハイヒールが入ったことがなかったと。あまりによく出来ていたので言葉を失った。様々な想い。様々な人生。


Posted by こやまあきゆき  at 02:58   │  comments:(0)  │   京都の花街


私がまだ「京都国際学生の家」という、京大の南の方の留学生寮に住んでいた時、友人の紹介で、京都市の外国向けの観光用広報映画を撮影するので、2人外国人を紹介してほしいと頼まれた。リクエストは予想通り欧米系の男性の留学生。そこで、親友のスロベニアのイゴールと向かいの部屋のオランダ人アートとギリシャ系キプロス人のニコスに声をかけた。するとアートはちょうど鶴屋吉信のCMのモデルになったばかりで、(お坊さんのかっこで両手にゆずのお菓子を差し出すCM)ポスターなども貼ってあったので、イゴールとニコスの線で行こうと先方にも連絡を入れた。撮影は先斗町のお茶屋さんとその周辺で撮られることに。イゴールは理学部で数理生態学で、ニコスは建築で、どちらも博士号を取った優秀な留学生だが、実は「くいしんぼうの会」のレギュラーにも後になった。撮影当日お茶屋さんのシーンなど、いっしょについていったので、遠巻きに見学しょいておると、老舗の酒房での撮影で突然私も参加してほしいと監督に突然いわれた。驚いた顔をしたものの内心参加したかったので、現場のお店に入っていくと、なんてことはない、主役の彼らの後ろで背中越しに飲んでいる男性客の一人。つまり背中だけに出演。ひとり勝手に「男は背中で演技が出来なきゃ」なんて慰めてるまもなく「カーット!」あっという間の出来事だった。今でも先斗町を歩いていると雨なんか降らして彼ら2人が歩いているシーンとか思い出すが、その広報映画は、海外でしか見られないとのこと。ちなみに父が若かりし頃、富本憲吉先生が、我が家の登り窯を焼くシーンで、父が薪を投げ込む役だった。この広報映画を、中近東の調査中に日本大使館の招待の晩餐会の後映画を見せるというので見ていたら自分がアップで出てきて驚いたと父は言っていたが、間違っても私の背中はぼんやりかすんでいる程度だろう。


Posted by こやまあきゆき  at 02:47   │  comments:(0)  │   京都の花街


先斗町の歌舞練場のすぐ南側の2階に、この当たりで働く人たちの隠れ家的たまり場があった。先斗町なのに、¥2000位しかなくてもとにかく足を運べる空間だった。そこでいろいろな裏話に花が咲いた。店じまいされてとても残念だったが、やはり「ブーズK]とか「ぐ」さんところで昔馴染みと出会う。花街には、そんな憩いの空間があることを、あの時初めて教えられた。


Posted by こやまあきゆき  at 02:23   │  comments:(0)  │   京都の花街